[Fedora-trans-ja] call for check: Release Notes for FC6

Noriko Mizumoto noriko @ redhat.com
2006年 11月 7日 (火) 04:43:10 UTC


Yoshihiro Totaka wrote:
> URLが変になっていたので、修正しました。
> 
> http://fedoraproject.org/wiki/ja_JP/FedoraXenQuickstartFC6
> 
> Yoshihiro Totaka wrote:
> 
遅くなりました、査読を完了しました。私も実際に Xen は触っていませんので 
おかしなところがありましたら訂正お願いします。

水本


-----[目次] ページ-----
* 3ー1 「Para-virtualized guests (擬似仮想化ゲスト)」
準仮想化 vs 擬似仮想化、グーグルでのヒット数が前者の方が若干多かったよう
に思うので記しておきます。

* 4 「文書のルール」 => 「表記方法」というのはどうでしょう?

* 7ー1 「`xenguest-install` を使用した Fedora ゲストシステムの作成」
   7ー2 「`virt-manager` を使用して、 Fedora ゲストシステムを作成」
「〜を使用して」で統一した方がよいと思います。

* 7ー3 「Building a Fedora Guest System using 'cobbler' and 'koan'」
7ー3がありません。訳抜けでしょうか、バージョン違いで入っていないのでしょ 
うか。
「'cobbler' と 'koan' を使用して Fedora ゲストシステムを作成」

* 8 「インストール後」
「インストール後の管理」と補填した方がわかりやすいような気がします。

* 8ー1 「'virt-manager'で〜」
   8ー2 「'virsh' を利用して、」
   8ー3 「'xm' で」
「〜を使って〜管理する」に統一した方がよいと思います。

* 9ー4 「Frequently Asked Questions」=> 「よくある質問とその答え」

* 10 「助けのえかた」 => 「ヘルプを得るには」はどうでしょう?

* 11 「フートノート」 => 「脚注」は?
----------------------

-----[本文]ページ-----
* 「Fedora 3.0.x Xen 系を追っています。」
(Fedora is following the 3.0.x Xen line. )
「Fedora 3.0.x 系に準じています」というのはいかがですか。

* 「ゲストオペレーティングシステム用の十分な空きディスク容量」
( Sufficient storage space for the guest operating systems. )
文体を前後とあわせて、「ゲストオペレーティングシステム用の十分な空きディ 
スク容量が必要です。」とした方が読みやすいと思います。

* 「上記の結果では CPU が PAE サポートがある事を示しています。」
(The above output shows a CPU that does have PAE support.)
「が」が二重になっています。「上記の結果では CPU に PAE サポートがある事 
を示しています。」

* パラグラフが2つ訳抜けのようです。
「If you have the 'svm' or 'vmx' flags, then your CPU is capable of
fully-virt, however, a large number of machines disable this in the BIOS
as shipped from the factory. Thus to see if it is enabled we need to
check for the 'hvm-???' flags in the hypervisor capability set:

# cat /sys/hypervisor/properties/capabilities
xen-3.0-x86_64 hvm-3.0-x86_32 hvm-3.0-x86_32p hvm-3.0-x86_64

If the above shows one or more 'hvm-???' flags then everything is
working normally. If no hvm is shown, then reboot, go into the BIOS &
look for a setting related to 'Virtualization' - every BIOS manufacturer
calls the setting by a different name. If you are really very unlucky,
it is possible the BIOS does not have a virtualization option. In this
case the only otion is to bug your hardware vendor for an updated BIOS 
:-( 」

「'svm' フラグまたは 'vmx' フラグがあれば、 ご使用の CPU は完全仮想化が 
可能です。ただし、多くのマシンが工場出荷時点に BIOS でこの機能を無効にし 
ています。このため、有効になっているか確認するには、以下のようにハイパー 
バイザー機能で 'hvm-???' フラグの設定を確認する必要があります。

# cat /sys/hypervisor/properties/capabilities
xen-3.0-x86_64 hvm-3.0-x86_32 hvm-3.0-x86_32p hvm-3.0-x86_64

この結果、'hvm-???' フラグが1つまたは複数表示されれば、すべて正常に動作 
しています。 hvm が表示されない場合は、再起動して BIOS に入り 
「Virtualization」 関連の設定をさがします (BIOS の製造元によりこの設定の 
名前は異ります)。かなり運が悪いと BIOS に仮想化オプションがないことがた 
まにですがあります。この場合には残念ながらベンダーに BIOS の更新を求める 
バグを報告するしかありません。」

* 「(どれだけのRAMを割り当てますか) ゲストインスタンスに割り当てる RAM 
の容量をメガバイト単位で指定します。(例 256). 」
句点の位置がタイポです。細かくてごめんなさい! => 「指定します(例 256)。」

* 目次ページで報告しました7ー3、本文も抜けています。
「Cobbler is a tool for configuring a provisioning server for PXE, Xen, 
and existing systems. See [WWW] http://cobbler.et.redhat.com for 
details. The following instructions are rather minimal and more 
configuration options are available.
First, set up a provisioning server:

<computer output 省略>

Alternatively, cobbler can import a Fedora rsync mirror and create 
profiles automatically from there. Some of the imported distros will be 
Xen profiles and some will be for bare metal. Usage of the Xen profiles 
will be required. See the manpage for details.

<computer output 省略>

On the system that will host the image:

<computer output 省略>」

「Cobbler は PXE、 Xen、 そして既存のシステム群用のプロビジョニングサー 
バーを構築するためのツールです。詳細については [WWW] 
http://cobbler.et.redhat.com を参照してください。以下は最低限必要となる 
説明のみで、これ以外にも多くの設定オプションがあります。
最初に、プロビジョニングサーバーをセットアップします。

<computer output 省略>

代わりに、cobbler は Fedora rsync ミラーをインポートしてそこから自動的に 
プロフィールを作成することもできます。インポートされたディストリビュー 
ションのうちいくつかは Xen のプロフィールで、いくつかは Xen が有効ではな 
い通常のプロフィールになります。Xen プロフィールの使い方が必要になりま 
す。詳細については man ページを参照してください。

<computer output 省略>

このイメージをホストするシステム上で次を実行します。

<computer output 省略>」

* 「"Domain 0"; と表示されるマシンがホストコンピューターになります。」
(The first machine is called "Domain 0"; this is the host computer.)
「first」が訳抜けです。 => 「"Domain 0"; と表示される1番目のマシン〜」

* 「(もし、グラフィカルコンソールに問題がある場合)」
(if there is a problem with the graphical console)
「もし」は不要のようです。「(グラフィカルコンソールに問題がある場合)」

* 「 virsh は Xen のアップデートに渡って、シンタックスや、セマンティック 
スを保持できる安定的なコマンド郡があります。」
( virsh has a stable set of commands whose syntax & semantics will be 
preserved across updates to Xen.)
「across」をもう少しわかりやすく訳出した方がよさそうに思います。
「virsh には Xen に対して更新が行われてもそのシンタックスやセマンティッ 
クスが保持される安定したコマンド群が備わっています。」

* 「virsh は非管理者権限のユーザーが読み込み専用オペレーションに利用する 
事もできます。 (例 ドメインのリストの表示、情報の取得、その他)」
(virsh can be used as an unprivileged user for read-only operations (eg 
listing domains, getting info, etc))
virsh の使用用途についての説明だと思います、少し変えてみました。
「virsh は管理者権限のないユーザーとして読み込み専用の操作を行う場合にも 
使用できます(例、ドメイン群の一覧表示、情報の取得など)。」

* 「ゲストを安全にシャットダウンするには:」
(To gracefully power off a guest use:
# virsh shutdown <virtual machine (name | id | uuid)>)

man ページに次のような記述があります。
  shutdown domain-name, id or uuid
	Gracefully shuts down a domain.  This coordinates with the 
                           	domain OS to perform graceful shutdown, so 
there is no guaruntee 	that it will succeed, and may take a variable 
length of time 			depending on what services must be shutdown in the domain.

「ゲストを緩やかにシャットダウンするには、」ではどうでしょうか?

* 「virsh で使える全てのコマンドのリストを表示させるには、以下の入力して 
ください:」
前後を統一させるため、「以下の入力してください」部分は削除してよいと思い 
ます。

* 「仮想マシンのを起動させて、」
ops! 「の」がタイポです。 => 「仮想マシンを起動させて、」

* 「ゲストをシャットダウンするには、以下のコマンドを使用してください:」
前後を統一させるため、「以下のコマンドを使用してください」部分は削除して 
よいと思います。

* 「起動してい全てのマシンの top のような統計を表示させるには以下のコマ 
ンドを入力してください:」
(To display top-like statistics for all running machines:)
=> 「起動しているすべてのマシンの統計を top のような形式で表示させるに 
は」はどうでしょう?

* 「xm で使える全てのコマンドを表示させるには以下のコマンドを入力してく 
ださい:」
前後を統一させるため、「以下のコマンドを入力してください」部分は削除して 
よいと思います。

* 「Xen に関する問題をデバッグするのを助けてくれる2つのログファイルがホ 
ストシステムに存在します。」
(There are two log files stored on the host system to assist with 
debugging Xen related problems. )
「stored」を訳出した方がよい気がします。「Xen に関する問題をデバッグする 
のに役立つ2つのログファイルがホストシステムに格納されています。」

* 「以下は NetBSD/xen のカーネルを使用したドメインを起動させようとした時 
のアウトプットです。」
(The following is the output of trying to create a domain running the 
kernel for NetBSD/xen.)
「create」が誤訳? => 「以下は NetBSD/xen のカーネルを実行する(使用する) 
ドメインを作成しようとした時の出力です。」

* 「もし、fully-virtualized (完全仮想化)ドメインをを起動させた場合に 
は、有用な情報を含んだ /var/log/xen/qemu-dm*.log が作成されます。」
(If starting a fully-virtualized domains (ie to run unmodified OS) there 
are also logs in /var/log/xen/qemu-dm*.log which can contain useful 
information.)
括弧内 と「logs」が訳抜け、& 「を」がタイポ =>
「fully-virtualized (完全仮想化)ドメインを起動する場合には(未修正の OS 
を起動する場合)、有用な情報を含んだ /var/log/xen/qemu-dm*.log にもログが 
記録されます。」

* 「もし、 Xen カーネルそのものが死んで、ハイパーバイザーがエラーを吐い 
た場合には、ローカルホストに完全にエラーを記録する方法がありません。」
(If the Xen kernel itself has died and the hypervisor has generated an 
error, there is no way to record the error persistently on the local host.)
「吐いた」は痛いです。「完全に」ではニュアンス不足の気がします。
「Xen カーネルそのものが死んでしまいハイパーバイザーがエラーを生成した場 
合、ローカルホスト上に持続的にこのエラーを記録する方法がありません。」で 
はどうですか?

* 「Xen ホストにシリアルコンソールアウトプットと、リモートホストでキャプ 
チャできるように設定する必要があります。 」
(You need to set up the Xen host for serial console output, and set up a 
remote host to capture it. )
前半部分の動詞が訳抜けのようです。 => 「シリアルコンソール出力用の設定を 
Xen ホストに行い、また、その出力をキャプチャできるようリモートホストも設 
定する必要があります。」

* 「com1 の 38400-bps シリアルコンソールには 」
(for a 38400-bps serial console on com1 (ie. /dev/ttyS0 on Linux.) )
「には」を「の場合、」に置き換えてみては?

* 「Domain-0 OS につなぎこまれます。」
(and plumbed through to the Domain-0 OS.)
「つなぎこまれる」という表現がわかりずらいと思ったら、やっぱり!「plumb」 
が訳しづらいですね。「完全につながれています」はどうですか、大差ないかな。

* 「グラフィカルな virt-manager プログラムがシリアルコンソールを表示する 
事ができます。」
「が」が二重になっています。 => 「グラフィカルな virt-manager プログラム 
でシリアルコンソールを表示する事ができます。」

* 「しかしゲストカーネルはシリアルコンソールを新規の状態で使えるように設 
定していません。 Linux 完全仮想ゲストでゲストコンソールを使えるようにす 
るには、 /etc/grub.conf を編集して、ゲストのエントリに 'console=ttyS0 
console=tty0' を追加してください。」
(but the guest kernel will not be configured to use this out of the box. 
To enable the guest console in a Linux fully-virt guest, edit the 
/etc/grub.conf in the guest and add 'console=ttyS0 console=tty0'.)
「out of the box」がわかりづらいようです。 =>
「ただし、ゲストカーネルは、そのままではシリアルコンソールを使用するよう 
には設定されません。 Linux 完全仮想ゲストでゲストコンソールを使えるよう 
にするには、 このゲストの /etc/grub.conf を編集してエントリに 
'console=ttyS0 console=tty0' を追加します。」

* 「ゲストディスクイメージへのアクセスを補助する2つのツールが存在します: 
lomount と kpartx です。」
(There are two tools which can help greatly in accessing data within a 
guest disk image: lomount and kpartx. )
「data」が訳抜けです。 =>
「ゲストディスクイメージ内のデータにアクセスするのに便利なツールには、 
lomount と kpartx の2つがあります。」

* 「ゲストと起動している時には、」
(while the guest is up and running,)
「と」がタイポです。 => 「ゲストが起動しているときには、」

* 「lomount はディスクイメージが小さく LVM ボリュームでない時にのみ使用 
可能です。」
(lomount only works with small disk images and cannot deal with LVM 
volumes, )
「cannot」が訳出されていないように思います。 => 「lomount はディスクイ 
メージが小さい場合にしか使用できず、LVM ボリュームは処理できません。」

* 「"vgchange -ay" でパーティション(デフォルトでは"VolGroup00")をアク 
ティベートする必要があります:」
(and activate the volume group on that partition (named "VolGroup00" by 
default) with "vgchange -ay":)
「that」&「volume group」が訳抜けです。 => 「"vgchange -ay" でそのパー 
ティション上のボリュームグループ(デフォルトでは"VolGroup00")をアクティ 
ベートする必要があります:」

* 「全ての物理ボリュームを読み込みます。
     これには少し時間がかかります。。。。
     "VolGroup00" ボリュームグループをメタデータタイプ lvm2 を使用して
     見つけました。
     ボリュームグループ "VolGroup00" の2つのロジカルボリュームが
     アクティブになりました。」
コンピュータアウトプットが訳されているのですが、 vgchange も訳されている 
のでしょうか?

* 「あなたはどちらのグループかコマンドラインから指定する事はできません。」
(but you won't be able to distinguish between these two groups on the 
command line.)
「won't」を活かして次はどうですか? => 「コマンドラインでこの2つのグルー 
プを区別することができなくなります。」

* 「もし、上記のトラブルシュートセクションでもあなたの問題が解決できない 
場合、 [WWW] Red Hat Bugzilla のFC6 の Xen を検索してみてください。 Xen 
カーネルに関するバグは product は "Fedora Core"で、 component は 
"kernel" で検索し、ツールに関するバグは "xen" で検索してみてください。 
バグリポートの中には他の Xen テスターからの役に立つアドバイスや、問題の 
回避方法の説明があります。」
(If the Troubleshooting section above does not help you to solve your 
problem, check the [WWW] Red Hat Bugzilla for existing bug reports on 
Xen in FC6. The product is "Fedora Core", and the component is "kernel" 
for bugs related to the xen kernel and "xen" for bugs related to the 
tools. These reports contain useful advice from fellow xen testers and 
often describe work-arounds.)
「existing bug reports」&「often」が訳抜けです。 =>
「上記のトラブルシューティングのセクションでも問題が解決しない場合は、 
[WWW] Red Hat Bugzilla で FC6 の Xen に関するバグ報告がないか検索してみ 
てください。 Xenカーネルに関するバグは product が "Fedora Core"、 
component が "kernel" になります。 ツールに関するバグは "xen" で検索して 
みてください。 バグ報告の中には、 他の Xen テスターからの役に立つアドバ 
イスや問題の回避方法が説明されていることがよくあります。」

以上




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